木造住宅の耐震性の規準で最も有名な規定で、耐震性については床面積に応じて一定以上の筋かい等の耐力壁を設ける様に決められています。しかしこの壁量の規準を満たした状態の建物を構造計算してみると、20~40%程強度が不足します。これは耐力壁以外の壁、所謂「雑壁」も地震の1/3程度を受け止めてくれる事を前提にしているためです。しかし最近のリビングの広い間取りや採光や導線のために開口部が大きく多く、雑壁の効果はあまり期待できません。先日の熊本地震でも比較的新しい住宅が倒壊してしまっています。

各種計算概要やMEMO

構造計算・外皮計算TIPS

梁の強度

柱頭柱脚金物

4分割法

壁量計算